痛いおしりニキビに悩んでいる人へ王道の3つの治し方
今回はおしりニキビの治し方についてお伝えしたいと思います。
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おしりニキビでショック!
おしりにできるニキビは意外と、とてもやっかいなやつです。というのは普段は人に見られることはないので、顔にできるニキビに比べて放ってしまいがちです。
ただおしりニキビに悩んでいる人は分かると思いますが、おしりニキビは跡に残りやすく、『最近よくニキビができるしちょっと見てみようか』と合わせ鏡で見てみるとブツブツになっていて、ニキビ跡ができている!なんてこともよくある話しです。
つまりおしりニキビは放っておきやすいにも関わらず跡に残りやすいという点で非常にやっかいなニキビなのです。
おしりニキビの原因
それではどうしておしりなんかにニキビができてしまうのでしょうか。
まずそもそもニキビというのは毛穴が詰まることによって発生します。毛穴が詰まる原因は主に2つあって、ターンオーバーが乱れて古い角質が肌に溜まり毛穴を塞いでしまうケース、過剰な皮脂が汚れなどを吸着し毛穴が詰まってしまうケースの2つです。
①ターンオーバーの乱れ
②過剰な皮脂分泌
おしりニキビの特徴
ただ顔や背中を触ってみて脂でべたつくことはあっても、おしりを触って脂でべたつくと感じる人はほとんどいないんじゃないでしょうか。
それくらいおしりの皮脂腺は少なく、本来ならニキビはできにくいはずなんです。しかしおしりの皮膚はもう1つ大きな特徴があって、角質が非常に分厚く硬いことです。
人は日常生活の多くの時間を座って過ごしています。座るという行為は皮膚が圧迫されたり、下着と摩擦したりして常に刺激を受けている状態です。なのでおしりの皮膚はそんな刺激から守るために分厚く・硬いのです。
そして分厚く・硬い皮膚というのは毛穴の出口を詰まらせる大きな原因となります。こうして本来なら皮脂が少なくニキビができにくいはずのおしりですが、皮膚が分厚く・硬いためにニキビを発生させてしまうのです。
おしりニキビはでかくて痛い
もう一つのおしりニキビの特徴として、ニキビが大きくなりやすく痛いというのがあります。
おしりの皮膚は厚くて硬いので、一度毛穴が詰まってしまうとなかなか出口ができず、どんどん毛穴の中に皮脂とアクネ菌が溜まっていき大きくなってしまいやすいという特徴があります。
また座ったりして刺激を受けやすい場所なのでニキビが赤く腫れあがり炎症を引き起こしやすいです。当然炎症し、大きくなってしまったニキビは痛みを伴います。
そして大きくなってしまったニキビは皮膚深部の方まで炎症を引き起こしているので、元に戻りにくく跡にも残りにくいわけです。
おしりニキビの治し方
こんなやっかいなおしりニキビの効果的な治し方は次の3つです。
①ピーリング
②ビタミンC誘導体
③下着に注意する
①ピーリング
ピーリングとは酸の力で古くなった余分な角質を溶かしてしまう方法です。繰り返しになりますが、おしりニキビは分厚くて硬い角質が毛穴を塞ぐことによって発生するので、ダイレクトに余分な角質を溶かすピーリングは非常に効果がでやすいです。
角質を溶かすと聞くと怖いと感じるかもしれませんが、ピーリング治療は医療機関向けのニキビ治療ガイドラインでも推奨されている治療法ですし、ピーリング成分は古くなって剥がれてもいい角質にしか反応しません。
顔に使うピーリング洗顔を使って、顔と同じようにおしりも洗い、3分ほど泡パックをすると古い角質が取れて皮膚が柔らかくなります。
ビタミンC誘導体
ビタミンC誘導体は化粧水や美容液などに含まれている美肌成分なのですが、これがおしりニキビには非常に効果的です。ビタミンC誘導体には次のような効果があります。
✔皮脂を抑制する
✔炎症を抑える
✔色素沈着の元となるメラニンを消す
✔ターンオーバーを促進させる
つまり皮脂を抑制しニキビ予防になり、炎症を抑え今あるニキビにも効き、ニキビ跡にも効果的だというニキビ万能成分なのです。またビタミンC誘導体は他の成分と違い本来バリア機能をはっている肌にも浸透しやすいよう改良された成分です。
特におしりは皮膚が厚いので有効成分が浸透しにくいのですがビタミンC誘導体は皮膚深部にも浸透しやすいので効果もでやすいです。
③下着に注意する
何度か説明しましたが、刺激はニキビを悪化させる原因となってしまいます。なのでなるべくおしりを締め付け過ぎず肌にも優しい綿などの下着をはくようにしましょう。
衣類の摩擦はニキビを悪化させるだけでなく色素沈着を引き起こしニキビ跡の原因にもなります。
またイスに座る時もクッションなどを置いてなるべくニキビを悪化させないよう注意しましょう。