ニキビ跡のクレーター肌を自宅で改善する方法を解説
クレーター肌は治らない?
クレーター肌は、赤み・色素沈着・クレーター肌三つのニキビ跡の中でも、最も治すのが難しいとされています。
クレーター肌を治すのがなぜ難しいのかについては後述しますが、実際に一度できてしまったクレーター肌を完全に元の状態にまで治すのは現時点の医療技術ではほぼ不可能だとされています。
専門のクリニックでは、アファームマルチプレックス、スターラックス、パールフラクショナルなど様々なレーザー治療を受けることができますが、これをしても完全に元の状態に戻すのは難しいです。
またこれらの治療を受けようとしても高額の治療費が発生するので、誰でもできるわけではありません。ただ、クリニックでのレーザー治療ほどの効果は難しいとしても、自力で現在の状態を改善できる方法はあります。
そこで今回はなるべくお金もかけずに自宅で、クレーター肌を改善する方法についてお伝えしていきます。
クレーター肌の状態をおさらい
肌の断面を図解するとこのようになっています。表皮層では肌細胞がターンオーバー(生まれ変わり)をしているので、ニキビが発生したとしても炎症が表皮層に留まれば、ターンオーバーの作用によりまた元の状態に戻ることができます。
しかし、ニキビの炎症が真皮層にまで広がってしまうと、コラーゲンやエラスチンなどの皮膚の土台が破壊されてしまうことになるので、元の状態に戻るのが難しくなってしまいます。
ちはみに、肌の悩みの一つであるシワも、皮膚の状態としてはクレーター肌と同じようなことです。老化とともにコラーゲンの生成力が低下することでコラーゲンの量が減っていき、一部で土台が崩れていくと、シワとなって表れるのです。
改善のカギは線維芽細胞の活発化
クレーター肌を改善するためには一度破壊されてしまったコラーゲンやエラスチンを新たに生成していく必要があります。
そこでポイントになってくるのが「線維芽細胞」です。実はコラーゲンやエラスチンは線維芽細胞によって作られています。なので線維芽細胞の活動を活発化させることでコラーゲンやエラスチンの生成を促し、クレーター肌を改善することができるのです。
ちなみに、クリニックで行われるレーザー治療も、線維芽細胞を活発化させることでクレーター肌を改善しています。レーザーの熱によって線維芽細胞の働きを活発化させ、コラーゲンの生成を促しているのです。
通常、線維芽細胞はコラーゲンやエラスチンの生成と分解を繰り返しています。しかし、年齢と共にだんだんと線維芽細胞の自己増殖能力が低下してしまうことで、コラーゲンやエラスチンの生成を分解が上回ってしまい、クレーター肌を治すのが難しくなってしまいます。
なので、クレーター肌を治すためにはなるべく線維芽細胞の働きが衰える前に対策を行うことが重要になってきます。
ビタミンCで線維芽細胞の働きを活発化させる
それでは実際にクリニックにも通わず自力で線維芽細胞の働きを活発化させるためにはどうしたら良いのかというと「ビタミンC」に答えがあります。
ビタミンCはいわずとしれた美容成分ですが、実はビタミンCには線維芽細胞の働きを活発化させる働きがあるのです。ただ注意が必要なのは、単にビタミンCを肌に塗るだけでは効果が現れない点です。
実は肌にはバリア機能が働いているので、実際にビタミンCを塗ったとしても、ほとんどは肌内部にまで浸透することなく蒸発してしまいます。
なので化粧品を選ぶ際には「ビタミンC誘導体」が配合されているものを選ぶようにしましょう。ビタミンC誘導体とは美容効果の高いビタミンCを肌にも浸透しやすいよう、改良されてつくられた成分です。
実際には化粧品には次のように表記されています。
・リン酸アスコルビルMgマグネシウム
・リン酸アスコルビン酸ナトリウム
・テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
クレーター肌におすすめ化粧品
クレーター肌に悩む人におすすめの化粧品はビーグレンの「ニキビ跡ケアプログラム」です。
ビーグレンのニキビ跡プログラムには、7.5%という高濃度のピュアビタミンが含まれています。そして、QuSome®という独自の浸透テクノロジーの作用によって、ピュアビタミンを肌深部にまでしっかり成分を届けて線維芽細胞を活発化させることで、クレーター肌を改善することが期待できます。
365日の完全返金保証もついているので、ぜひ一度試してみることをおすすめします。
